三重で急増569人感染、新型コロナ 高齢者2施設クラスター

三重県は6日、未就学児から90代までの男女569人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が500人以上となるのは49日ぶり。県内の感染者は延べ8万9270人となった。

県によると、新規感染者は前週の同じ曜日と比べて286人の増加。15日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近一週間の人口10万人当たり新規感染者は124・33人で、前週の1・65倍に当たる。

新規感染者のうち20代以下が52%を占める。県の患者情報プロジェクトチームは「感染者の急増に驚いている。増加が一時的なものか、今後も続くのかは今週末の状況を踏まえて見極めたい」としている。

また、県は入所者や職員ら29人の感染が判明していた県内の介護老人保健施設と、利用者や職員ら13人の感染が判明していた県内の高齢者入所施設で、クラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

いずれの施設についても入所者への介護などを通じて感染が広がったとみている。施設はともに一部のフロアで新規の受け入れを停止している。県内で発生したクラスターは181件となった。

6日現在の病床使用率は30・5%となり、前日から4・0ポイントの上昇。106日ぶりに30%を超えた。県は現時点で347床を確保している新型コロナ対応の病床を増やす方向で検討している。

入院中の感染者は前日比14人増の106人で、うち重症者は1人。宿泊療養者は15人増の122人、自宅療養者は360人増の2256人となった。入院調整中の感染者はいない。

新規感染者は津市で97人、四日市市で85人、伊勢市で72人、松阪市で48人、鈴鹿市で43人、桑名市で42人、志摩市で35人、伊賀市で28人、名張市で15人、いなべ市で14人、菰野町で13人、東員町、川越町、明和町、度会町、南伊勢町で7人ずつ、亀山市、鳥羽市、多気町、玉城町で6人ずつ、大紀町と県外で5人ずつ、大台町で4人、尾鷲市で2人、朝日町と熊野市で1人ずつ。このうち264人の感染経路が分かっていない。