自費接種者に費用助成 子宮頸がん予防ワクチンで津市 三重

【子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種事業について発表する前葉津市長=市役所で】

【津】前葉泰幸津市長は5日の定例記者会見で、定期接種の対象年齢(高校2年)を過ぎてから今年3月31日までに、自己負担で子宮頸がん予防ワクチンを接種した人に、費用の助成をすると発表した。

ワクチンの効果が副反応のリスクを上回ると判明するまで接種推奨を控えていた平成25年6月―今年3月31日の間、定期接種を受けられなかった人への対応。今年4月1日時点で同市に住民票があり、平成9年4月2日―同17年同月1日生まれの女性が対象。

領収書など接種金額が確認できる場合は自己負担額すべてを上限なしで払い戻しする。接種金額が確認できない、または予防ワクチン「シルガード9」を接種した人には1万7千円を助成する。

受付は今月8日―令和7年3月31日まで。申請には同市ホームページからダウンロードできる申請書や接種記録が確認できる書類などが必要になる。問い合わせ先は健康づくり課=059(229)3310=まで。

また、市は過去に子宮頸がん予防ワクチンの定期接種を3回接種していない人に無料接種を実施する。

対象者は平成9年4月2日―同18年同月1日生まれの女性。案内文書などを今月8日に約9千通発送する。市内73カ所で接種できる。

前葉市長は「特殊な状況で定期接種を控えているときに、悩みながら自費接種を選択された方に実費相当を助成しようと決めた」と話した。