窓口案内にロボット活用 桑名市が実証実験へ

【記者会見で遠隔操作ロボットと会話する伊藤市長=桑名市役所で】

【桑名】桑名市の伊藤徳宇市長は4日の定例記者会見で、映像制作などを手がける「インディ・アソシエイツ」(名古屋市中区、舘昭利社長)が開発した遠隔操作ロボット「ミニモーク」を使って、窓口でのロボット活用を検証する実証実験を行うと発表した。実験は7―8月にかけて①市役所本庁舎1階総合窓口での受付・案内②六華苑でのイベント受付③ロボット操作体験④テレワーク実施中の職員が活用―を予定している。

「ミニモーク」は内蔵されたカメラ・マイク・スピーカーを通して「見る」「聞く」「話す」ことが出来るほか、コントローラーで頭・両腕・足元を動かすことが出来る。

市では導入により、離れた場所からの案内による業務効率化▽複数の窓口と接続することでのワンストップ化▽テレワーク職員の活用▽非接触での対応―などの効果に期待している。

伊藤市長によると、舘代表が桑名在住で、市に提案があったという。「羽田空港国際線ロビーを先日視察した際に窓口で導入されており、体験したが応対に違和感がなかった」と経緯を説明した。

実証実験については「日本はドラえもんなどロボットに親和性が高い国であり、多くの方に見ていただいて体験いただければ。愛らしい顔に対して話しかけやすいのではと思っているが、市民の方に触れていただき、職員が適切に案内出来るか、利用者に受け入れてもらえるかなどを検証した後、しっかり考えていく」と話した。

その上で「費用をかけずに行う実証実験であり、楽しみにしている。デジタルは冷たいと言われるが、温かみのあるDXにつながっていくことを期待している」と語った。