金堂と東西両塔そろう 松阪で戸川さん薬師寺模型展

【薬師寺模型展を開いている戸川さん=松阪市飯高町宮前の飯高駅で】

【松阪】松阪市下村町の戸川明さん(73)はこのほど、同市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」交流館展示スペースで「見果てぬ夢 蘇(よみがえ)る白鳳伽藍(がらん)~薬師寺 西塔・金堂・東塔1/20模型展~」を始めた。会期は8月30日まで。水曜休館。午前10時から午後9時まで。観覧無料。

戸川さんは趣味で製作し、飯高駅での展示は3回目となる。14年前に西塔を展示し、5年前に金堂と制作中の東塔を出品。2年前に東塔が完成した。製作過程を写真で紹介している。

模型は尾鷲ヒノキの端材を使い、複雑な組木や瓦屋根の反りを表現している。西塔は製作期間5年を費やし、高さ1・8メートル。金堂は6年かけ、幅1・7メートル、部品数約2万点。最後の東塔は3年で完成した。

戸川さんは最初に手がけた西塔について、「制作の直接的な動機はテレビで見た金堂復元のドキュメンタリー番組」「形ができてくるにつれ、日々楽しく作業を進めることができました」と振り返る。3回目の展示で、「金堂を中心に東西両塔のそろった姿を見れる楽しみがようやく実現しました」と喜んでいる。