伝統工芸士が伊勢型紙作品披露 鈴鹿で展示 三重

【伊勢型紙の伝統工芸士らによる作品の数々=鈴鹿市寺家3丁目の市伝統産業会館で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の伊勢型紙伝統工芸士会(兼子吉生会長)は2日、同市寺家3丁目の市伝統産業会館で「第九回伊勢型紙工芸士展」を開き、会員11人の作品約60点を展示した。3日午後3時まで。

同会は伊勢型紙の伝統工芸士として認定を受ける60―80代の11人が所属し、技術の継承や振興に取り組んでいる。内訳は型紙彫刻8人、型地紙製造2人、デザイン1人。

会場には小紋柄や友禅柄、般若心経など、それぞれの技法で彫った作品の数々や、美濃和紙を使って作った型紙、「寿」の文字をさまざまな字体で表現した六面びょうぶなどが並ぶ。

そのほか、会場では型紙彫刻の実演や事前予約制の風鈴短冊彫り体験などもあり、来館者で賑わっていた。型紙で刷った御朱印の販売もある。1枚500円。

金子会長(67)=同市江島本町=は「作品を通じてそれぞれの個性を見てもらえれば」と話していた。