SDGs達成へ社員ら提案 鳥羽でコンテスト 伊勢志摩リゾートマネジメント 三重

【SDGsの目標達成に向けたアイデアを発表する社員ら=鳥羽市の鳥羽国際ホテルで】

【鳥羽】国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の活動に取り組む「伊勢志摩リゾートマネジメント」(三重県志摩市)はこのほど、鳥羽市の鳥羽国際ホテルでSDGsをテーマにした社内コンテストを開き、社員らが目標達成に向けたアイデアを発表した。

3回目となる同コンテストには、同社が運営する鳥羽国際ホテルやNEMU RESORTなどの社員が参加。これまでの提案を基に改善したり商品化したりするなど、社員らが一丸となってSDGsの取り組みを進めている。

第1部では取り組みの経過を部門別に報告。全社員からアイデアを募り、1次審査で選ばれた10チームが第2部のコンテストで発表した。

1位に輝いたセールス&マーケティング部の濱口早紀さんは、「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマに、男女の格差を図る「ジェンダーギャップ指数」や社会的な実例を紹介。「宿泊客が使う羽織や帯を1種類に統一する」「予約時の性別回答の任意化」などを提案し、「2030年までに地域を代表するLGBTフレンドリーなホテルを目指します」と力を込めた。

食品残渣(ざんさ)のリサイクルシステムを提案した鳥羽料飲部が2位、新入社員で鳥羽調理課ベーカリーの岸江美月さんは、パン廃棄生地を使った商品開発を発表し、3位となった。

惣明福徳総支配人は「アイデアを出すために考えたり、発想すること、行動することが今後につながる。それらを持続して、提案された案件を改善し具現化していこう」と激励。濱口さんは「コンテストの資料作成にあたり、色々と調べて大変勉強になった。実現に向けて進めていきたい」と話した。