萬古焼業界の未来担う 職人養成塾に4人入塾 三重・四日市

【研修生(左から4人)を激励する藤井理事長(右)=四日市市陶栄町のばんこの里会館で】

【四日市】萬古陶磁器工業協同組合は1日、萬古焼の技術者を育成する「やきものたまご創生塾」の開講式を三重県四日市市陶栄町のばんこの里会館で開き、新たな研修生4人が入塾した。

研修生は津市の小原知恵さん(23)、四日市市の蟹江佳代さん(41)、津市の小林久美さん(50)、広島県広島市の溝口力也さん(20)。来年3月まで県工業研究所窯業研究室(四日市市東阿倉川)で、ろくろ成形や絵付けの技術などを学ぶ。

式で藤井健司理事長は「新しい伝統をつくっていく気持ちで精進して、担い手として、産業を盛り上げていってほしい」と激励した。小原さんは今年3月に大学を卒業し、創生塾の門をたたいた。「もの作りを通して、社会に貢献できるようになりたい」と期待に胸を膨らませた。

塾は平成19年から始め、これまでに61人が受講、うち50人が萬古焼業界に就職している。