茅の輪くぐり、半年間の汚れはらう 津・高山神社で神事 三重

【茅の輪をくぐる多田宮司(中央)ら=津市丸之内の高山神社で】

【津】茅(ち)の輪をくぐり半年間の汚れをはらい清める「夏越(なごし)の祓(はらえ)」の神事が30日、三重県津市丸之内の高山神社(多田久美子宮司)であった。近隣の約30人が参拝し境内の茅の輪をくぐった。

同神社は津藩祖藤堂高虎公を祭っており、同神事は梅雨や酷暑を乗り切る行事として20年以上前から続いている。コロナ禍で昨年は境内での神事だったが、今年は拝殿で換気をしながら執り行った。

多田宮司は拝殿で参拝者を前に大祓詞(おおはらえのことば)を読み上げ、参拝者が罪けがれを移した和紙の人形(ひとがた)の上で白い布を裂いてはらった。

その後境内に出て「水無月の夏越の祓する人は千歳(ちとせ)の命延ぶと言うなり」と唱えながら数字の8を描くように茅の輪をくぐり、皆が後に続いた。

夫と市内から訪れた大西佳代さん(54)は「神様の前に来ると気持ちが安らぐ。平和につつがなく生かしていただきたい」と願いを込めた。