海の生き物の生態学ぶ 鳥羽・安楽島小で出前授業 三重

【出前授業で海の生き物の生態について説明する杉本さん=鳥羽市立安楽島小学校で】

【鳥羽】三重県鳥羽市立安楽島小学校(齋藤隆彦校長、233人)で30日、鳥羽水族館学芸員の杉本幹さん(61)を講師に招いた海洋教育出前授業があり、5年生34人が海の生き物の生態について学んだ。

同市では水族館や水産研究所、海の博物館など市内に点在する海洋関連施設と連携した海洋教育カリキュラムを作成し、幼稚園や小中学校を対象に令和5年度から本格運用を始める。今回はそれに先駆けた授業の第1弾として、理科の授業に絡めて実施した。

授業では、命の誕生をテーマに、鳥羽水族館で実際に飼育している生き物の生態を説明。クイズ形式でアオリイカやオウムガイの卵などを紹介したり、スナメリの出産を撮影したビデオ映像を通じて、生き物が命をつなぐためにどう工夫しているかを紹介した。

参加した里中雄磨君(11)は「オウムガイの卵があんな形とは思わなかった」と驚いていた。

杉本さんは「これだけ海に関する研究施設が集まった場所は他にない。海のことは何でも分かるくらい子どもたちに詳しくなってもらえたら」と話していた。