三重県内283人感染 新型コロナ、特養ホームでクラスター

三重県は29日、未就学児から90代までの男女計283人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が200人以上となるのは7日ぶり。県内の感染者は延べ8万7069人となった。

また、県は29日、県内の特別養護老人ホームでクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。この施設では今月上旬から下旬にかけて、職員や入所者ら38人の感染が相次いで判明していた。

県によると、食事の介助や入所者同士の会話などを通じて感染が広がったとみられる。施設は18日から新規の入所受け入れやデイサービスを停止している。県内で発生したクラスターは177件となった。

新規感染者は前週の同じ曜日と比べて61人の増加。8日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は75・13人で前週の1・30倍。9日連続で1倍を上回った。

29日現在の病床使用率は17・9%で、前日から0・5ポイントの低下。入院中の感染者は前日比2人減の62人、宿泊療養者は55人で前日と同じ、自宅療養者は119人増の1387人となった。

新規感染者は、桑名市で54人、四日市市で48人、津市で35人、伊勢市で34人、松阪市で23人、鈴鹿市で21人、志摩市で18人、伊賀市で9人、亀山市と鳥羽市で6人ずつ、いなべ市と川越町で5人ずつ、菰野町で4人、名張市で3人、東員町、多気町、熊野市、県外で2人ずつ、木曽岬町、明和町、玉城町、紀宝町で1人ずつ。このうち128人の感染経路が分かっていない。