鳥羽旅館事業協同組合理事長に初の女性 鳥羽ビューホテル花真珠の女将・迫間さん 三重

【鳥羽旅館事業協同組合初の女性理事長に就任した迫間さん=鳥羽市内で】

【鳥羽】鳥羽旅館事業協同組合(三重県鳥羽市堅神町)で女性としては初の理事長として、鳥羽ビューホテル花真珠女将(おかみ)の迫間優子さん(41)が就任した。迫間さんは「SNS(交流サイト)などを活用して時代に対応した旅館事業に力を入れたい」と抱負を語った。

同組合は鳥羽市鳥羽、安楽島、小浜、池の浦地域の宿泊事業者により平成5年8月に設立し、会員数は現在27人。今月27日に鳥羽市内で通常総会があり、役員改選で7代目理事長として迫間さんが選任された。任期は2年間。

迫間さんは安楽島町出身で、三重高校を卒業後、神戸市内の短期大学に進学。香川県内の旅館や大阪市内の旅行案内所勤務を経て家業の鳥羽ビューホテル花真珠に戻り、平成22年5月から女将を務めている。

迫間さんは、「新型コロナにより経験したことのない期間を乗り越えて今から観光が動き出す。原点の集客を最重要ポイントに力を入れたい」と強調。具体的にはSNSを使った宣伝強化や親子連れをターゲットとした人気キャラクターとの連携企画、コロナ禍で中止が続いていたイベントの復活などを目標に掲げた。

迫間さんが組合に入会した平成18年当時は女性役員は迫間さん1人だけだったが、現在は4人に増えたという。今後は役員の若返りと共に後進育成も進めていくといい、「時代に取り残されると観光地としても選ばれなくなる。変化に早急に対応できるようにしたい」と力を込めた。