名張市副市長に県職員の中村氏 市議会、選任同意案を可決 三重

【中村岳彦氏】

三重県の名張市議会は27日の6月定例会本会議で、副市長に県デジタル社会推進局デジタル戦略企画課の中村岳彦課長補佐兼班長(50)を起用する選任同意案を全会一致で可決した。任期は7月1日から四年間。

同市の副市長は、前任の森上浩伸氏が亀井利克前市長の引退を前に辞職した3月31日以降、空席となっていた。このため、4月に就任した北川裕之市長は県に副市長の人選を依頼していた。

中村氏は志摩市出身。平成6年4月に入庁し、雇用経済部の三重県営業本部担当課や雇用対策課などでの勤務を経て、昨年4月から現職。30年4月から3年間は同部の企画員も務めていた。

同市が県職員を副市長として起用するのは初めて。北川市長が掲げる「観光を基軸とした産業振興」などを進めるに当たっての調整役として、県は企画員などを務めてきた中村氏が適任と判断した。

このほか、市議会は当初予算の「肉付け」などに当たる約13億7千万円の一般会計補正予算案など7議案を全会一致で可決。令和六年度に開園する認定こども園の充実を求める請願書も採択した。