労災防止へ安全パトロール FC伊勢志摩選手ら、地元スーパーで 三重

【スーパーのバックヤードをパトロールするFC伊勢志摩の選手ら=伊勢市藤里町のぎゅーとらラブリー藤里店で】

【伊勢】転倒や腰痛といった労働災害を防ごうと、三重県伊勢市藤里町のスーパー「ぎゅーとらラブリー藤里店」で24日、地元の社会人サッカーチーム「FC伊勢志摩」の選手2人が、店舗内の安全パトロールを実施した。

伊勢労働基準監督署によると、労働災害で多いのは、転倒災害と腰痛。管内でも小売業を中心に多発しているため、同労基署とFC伊勢志摩が連携し、労災防止に向けた取り組みを始めた。スポーツ選手の知見を生かした転倒災害防止体操の作成や、啓発活動などで協力していく。

この日は、日頃ぎゅーとらの店舗で働く杉山ビラル正将選手(25)と石崎柾選手(23)が、青果室や総菜室などバックヤードをパトロール。「冷蔵庫の結露で足を滑らせる危険性がある」「物を積み過ぎると、下ろす際に腰を痛める原因になる」などと指摘し「ストレッチや体幹トレーニングで、ケガをしにくい体をつくることも大切」とアドバイスした。

同労基署の向中野将安全衛生課長は「しっかりポイントを押さえて指摘してもらった。整理整頓や清掃など、職場の安全管理に努めてほしい」と話した。