陸上川端、環境変え日本新目指す 中京大クラブのコーチに

【陸上日本選手権男子400メートル決勝 2位でゴールし悔しそうな川端(中京大クラブ)=10日、ヤンマースタジアム長居で】

陸上競技男子1600メートルリレーで昨年の東京オリンピック出場を果たした三重県松阪市出身の川端魁人(23)が春から新たな環境に身を置いている。三重教員AC所属で活動してきたが、3月末で県内の中学校の教員を辞め、中京大クラブ所属で再出発。出身校の中京大(愛知)のプレイングコーチとして母校の後輩らと練習している。

2連覇が懸かった6月の日本選手権(大阪)400メートル種目は世界選手権(7月15日開幕・米オレゴン州)の参加標準記録に届かない46秒00の2位で第1次日本代表選手発表から漏れたが「教員をしながら冬季練習をしていたので厳しいシーズンになると思っていた。(2位で)表彰台に乗れたところは評価したい」と前向きだった。

環境を変えた一番の目標が男子400メートル日本記録(44秒78)の更新。5月のセイコーゴールデングランプリ(東京)で昨シーズンのベスト記録45秒75を上回る45秒73を出すなど「1歩ずつ近づいている」。3月まで勤務していた鈴鹿市立創徳中の生徒たちの存在も励みにしたいと話し「負けて学ぶこともある。負けを次にどう生かすか(教え子たちに)見せたい」と力を込めた。