山岳事故に備え 亀山で市民ら、応急処置学ぶ 三重

【参加者らに三角巾を使い圧迫止血法を指導する原さん(中央)=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市は25日、市役所で「亀山七座トレイル救急法講習」を開き、市民ら5人が登山者の傷病者に対する応急処置など学んだ。

亀山七座トレイルとは、市内鈴鹿山系の代表的な六つの山と布引山系の一つの山を七座と選定。講習は、近年の登山ブームにより、登山者が山で怪我をした時の基礎知識や応急手当を学ぶのが目的。市商工観光課職員で登山専門指導員の原博幸さん(61)が講師を務めた。

原さんは「応急処置は、救助隊に引き継ぐまで症状の悪化や苦痛を少なくする処置で、救助隊が来るまで、とにかく声をかけ続け、励ますこと」といい、「登山者は、必ず応急手当用品の備えや手当の基礎知識を知っておくことが重要です」と述べた。

参加者らは原さんの指導で、ビニール袋を手袋に活用する方法や三角巾を使い、腕や肘、膝などの圧迫止血包帯法と腕を骨折した時の首から腕を支える実践をした。