なまはげ描いた墨彩画 ユネスコ登録記念、四日市で合同作品展 三重

【合同作品展を開いた宮崎氏=四日市市安島2丁目の市文化会館で】

【四日市】三重県亀山市両尾町の日本画家、宮崎観峰氏(78)が主宰する「日本画(墨彩画)宮崎観峰四日市講座」の受講者らが墨彩画で描いたなまはげの「ユネスコ無形文化遺産登録記念・合同作品展」が23日、四日市市安島2丁目の市文化会館第4展示室で始まった。26日まで。午前9時―午後5時。

秋田県男鹿町に古くから伝わるなまはげは、怠(なまけ)け心を戒め、家の厄を祓(はら)い、無病息災、田畑の実りのほか、山と海の幸をもたらす「来訪神(らいほうしん)」として、大晦日の夜に行う伝統行事。平成30年11月にユネスコ無形文化遺産に登録された。

会場には、なまはげの登録を記念し、「四日市観水会」と「峰彩会」、「墨楽会」の四日市3講座の受講者計23人が1人1点、絹布(けんぷ)に墨彩画で赤や青色の顔をしたなまはげを描いた作品23点を展示した。

墨楽会の森田美代さん(74)=同市水沢町=は「約10年前に友人の誘いで水墨画から始めました」とし、「初めてなまはげを描いたが、ひ孫から『この絵怖い』と言われ、うまく描けたのかなと思いました」と話した。

宮崎さんは「皆さんの作品が仕上がった時に展示会を予定していたが、コロナの影響で作品展を3年見合わせた」と語った。