文理の枠超え連携強化 皇學館大と鳥羽商船高専が包括協定 三重

【協定書を手にする(左から)河野学長と和泉校長=伊勢市の皇學館大で】

【伊勢】皇學館大学(三重県伊勢市神田久志本町)と鳥羽商船高専(鳥羽市池上町)は24日、包括連携協定を締結した。学生や教職員間での文理融合による連携強化や地域課題の解決を目指すとしている。

文理の枠を超えた分野横断的な視点での地域課題の解決や人材育成を図ることが狙い。皇學館大学が持つ歴史や文化など人文科学分野の知見や課外活動の実績、鳥羽商船の持つ情報や機械工学、海洋分野での研究実績を生かし、人材交流や共同研究、小中学校への出前教室などを進めるという。

キックオフイベントとして、7月21日に鳥羽商船情報機械システム工学科の江崎修央教授を講師に皇學館大の学生や教職員を対象とした講演会を開催し、学生起業の取り組みを紹介する。このほか、同大が立ち上げた日本酒「神都の祈り」を例に産業創出などに取り組む方針とした。

鳥羽商船の和泉充校長は「分野を横断した視点から多面的な展開を楽しみにしている」とあいさつ。皇學館大の河野訓学長も「地域の活性化に寄与できる人材育成を進めたい」と話していた。