町民ら育てた大賀ハス見頃 南伊勢町、休耕田に大輪開花 三重

【休耕田を活用して大賀ハスを育てている幾嶋さん(右)と木戸さん=南伊勢町東宮で】

【度会郡】三重県南伊勢町東宮で、町民らが休耕田を活用して育てた古代ハス「大賀ハス」が見頃を迎えている。7月中旬まで楽しめそう。

同町文化協会副会長でアマチュア写真家の幾嶋巧さん(80)=同町贄浦=は、令和2年に写真友達と伊勢市二見町の地場産品販売所「民話の駅蘇民」のハス園に撮影に出かけた時、淡いピンク色の花が一面に咲く光景を見て感動し、南伊勢町の人にもこの感動を体験してもらいたいと思い、同3年4月に同直売所からハスを株分けしてもらったという。

幾嶋さんの兄の木戸宏さん(82)=同町東宮=が所有する7アールの休耕田にハスを移植。木戸さんが幾嶋さんを手伝い、栽培を続けている。当初は15株だったハスが現在は約80株まで増え、今月上旬から次々と大輪の花が開花した。

幾嶋さんは「今後、町内の他の場所にも株分けし、多くの人に見てもらいたい」と話した。

午後には花が閉じてしまうので午前中の観賞がお勧めという。