
バレーボールのヴィアティン三重の男女トップチーム関係者が22日、県庁の一見勝之知事らを訪ねて2021―22シーズンの活動報告を行った。Vリーグ2部(V2)3位の好成績を収めた男子に続いて女子もV2新規参入が決定。男女同一拠点・同一ホームタウンのチーム誕生はVリーグ史上初めてという。
男子は先月、国内最高峰のV1参入を目指す意志を表明したばかり。昇格に必要なライセンス取得に向け、運営会社ヴィアティン三重ファミリークラブの後藤大介社長は「もっともっと支援の輪を広げていく必要性がある。丁寧に活動していきたい」。津市出身の落合一輝選手も「チームもレベルアップが必要。身の引き締まる思い」と話した。
ともに県の強化指定チームに選ばれ、今年秋の栃木国体アベック出場を懸けて、Vリーグ勢も出場を予定する東海ブロック大会突破を目指す。V2女子のプレステージ・インターナショナルアランマーレ(山形)でプレーした経験を持つ津市出身の浅川希選手は「皆真面目で練習熱心。V2チームのレベルは高いがチャレンジャーとして戦い、練習の成果を結果に結びつけたい」と話した。