南伊勢病院職員が1億5000万円着服 町、刑事告訴検討へ 三重

【度会郡】三重県南伊勢町船越の町立南伊勢病院に勤務する30代男性職員が診療費など現金約1億5千万円を着服していたことが20日、同町への取材で分かった。町は刑事告訴を視野に調査を進めているという。

同町総務課によると、今年5―6月にかけて前年度の病院会計の決算整理手続きを進めていたところ、帳簿の数字が合わなかったことから病院総務課内の職員を対象に聞き取り調査を実施。今月7日に男性職員が自ら名乗り出て着服の事実を認めたという。

男性職員は令和元年4月から病院総務課の会計担当として勤務していた。現金の使い道について「アイドルのコンサートなどに使った」と話しているという。

町は今後、正確な被害額や手口の調査を進めると共に、被害額の弁済を求めていく方針。また刑事告訴も検討していくとしている。