岡田氏、首相の企業訪問を批判 参院選控え立憲民主三重県連

【記者会見で、岸田首相の企業訪問を批判する岡田氏(右)と中川氏=松阪市嬉野権現前町で】

立憲民主党三重県連の岡田克也顧問は18日、松阪市嬉野権現前町の嬉野ふるさと会館で開いた常任幹事会後の記者会見で、岸田文雄首相が17日に県内企業を訪問したことを「異常な事態だ」と批判した。

岡田氏は首相の企業訪問について「(参院選の)選挙活動として民間企業に行っている。民間企業は断れない。そういうことは今まで聞いたことがない。権力を使ってやっている。異常な事態だ」と述べた。

一方で「私たちとしては総理が三重に入ったことで完全にスイッチが入った」と説明。今回の企業訪問が労組に与える影響は「関係ない。(労組の)皆さんは本当に一生懸命やってくれている」と語った。

中川正春代表は岸田首相の来県について「(参院選三重選挙区を)重点的に捉えて入ったのだと思う」と観測。「もともと参院選に向けた盛り上がりは低調だった。盛り上げの意味では良かった」と皮肉った。

岸田首相は17日、キオクシア四日市工場(四日市市)と本田技研工業鈴鹿製作所(鈴鹿市)を訪問。桑名市や四日市市で街頭演説し、自民党公認の参院選三重選挙区立候補予定者に対する支援を呼びかけた。