伝統工芸「組子」体験を 来月と8月にワークショップ 三重・亀山

【ワークショップへの参加を呼び掛ける黒田店主(右)と妻の知佳子さん=亀山市関町新所のカフェ「茶蔵茶房」で】

【亀山】日本の伝統工芸「組子」の建具専門店として創業約90年の「指勘建具工芸」(黒田裕次3代目店主)=三重県菰野町=は7月24、8月24日の2日間、亀山市関町新所のカフェ「茶蔵茶房」で開催する、組子のワークショップへの参加者を募っている。

組子は、くぎを使わず木を組み付ける技法。室町時代に、窓や障子などの建具や欄間の格子に施す日本伝統工芸として、現在も受け継がれている。

同専門店は、花鳥風月をモチーフに独自のデザインを考案し、平成28年に開催した「伊勢志摩サミット」では「輪つなぎ」という吉祥文様の文箱が贈答品に採用された。黒田店主の父で2代目店主の之男さんは平成13年、「現代の名工」として厚生労働大臣表彰を受賞している。

ワークショップは、黒田店主(46)の妻、知佳子さん(47)が講師を務める。鍋敷きコース(3500円)と桜亀甲や麻の葉、花型組子など5種類のデザインから2個を選ぶコース(4500円)のほか、両コース(7500円)を体験する3コースで、いずれも午前と午後で5人程度としている。黒田店主は「日本の伝統工芸『組子』を多くの人に知ってもらえる機会にと亀山で体験会を企画した」とし、「木に触れながら香りも感じてもらえれば」と呼びかけている。

申し込み、問い合わせは黒田店主=電話090(7036)1504=へ。