一期一会の風景、楽しんで 玉城町で作野さんが写真展 朽羅神社で撮影105点

【朽羅神社の風景を撮影した作品と作野さん=玉城町佐田の玄甲舎で】

【度会郡】三重県玉城町の町指定文化財「玄甲舎」=同町佐田=で、同町田丸の写真家、作野瑛一さん(64)の写真展「朽羅(くちら)百景~一期一会の朽羅の空~」が開かれている。27日まで。火曜日は休館。入館料は大人200円、高校生以下無料。

作野さんは小六の時に初めてカメラを手にし、中学・高校時代は写真部に入部して腕を磨いた。就職後も写真スタジオで働くなど常に写真と関わってきたという。定年退職後は玄甲舎の管理人となり、自身の撮影した同町の風景やイベントなどを交流サイト(SNS)で発信している。

今回の展示作品は、同町原の宮田森の中に鎮座する伊勢神宮内宮の摂社「朽羅神社」と背景に広がる夕景の美しさに魅了され、令和2年から神社に通って撮影したもの。時間や天気によって刻々と空の表情が変わるため、同じ風景には出合えないという。

会場には、今まで撮りためた中から105点を選んで出展。同神社とともに色鮮やかな夕焼けや黄金色に輝く麦畑、二重にかかった虹、神秘的な天の川などを撮影した写真が並び、幻想的な光景が広がっている。

作野さんは「一期一会の朽羅の空やすてきな風景を楽しんでもらいたい」と話していた。