スペイン・バスク州長官が来県 三重県知事と懇談

【記念品を交換する一見知事(右)とエロルサ長官=県庁で】

スペイン・バスク州対外行動庁長官のマリア・アンヘレス・エロルサ・スビリア氏が15日、三重県庁で一見勝之知事と懇談した。一見知事は「今度は私が訪ねたい」と述べ、バスク州を訪問する考えを示した。

県によると、エロルサ氏の来県は初めて。日本政府での外相に当たる。県と産業交流などの覚書を結んでいるバスク州側から「来日に併せて来県したい」との申し出があり、来県が決まったという。

エロルサ氏は12日に来日し、17日まで日本に滞在する。14日に来県し、15日は熊野古道の馬越峠や熊野古道センターを訪れたほか、伊勢神宮内宮を参拝。県庁に立ち寄った後、東京へ向かった。

エロルサ氏は一見知事との懇談で、県内での滞在を「三重が自然豊かで美しい景色に恵まれていることが分かった」と振り返り、伊勢神宮については「日本の伝統を身近に感じることができた」と語った。

一見知事は「県内には良い観光地がたくさんある。外国の旅行者を受け入れる体制を整えていく」とした上で「(海外誘客の)アドバイスを頂きたい。今度は私がバスクを訪ねたい」と述べた。

また、一見知事が熊野古道について「まだ観光の面でバスクの巡礼道に及ばない。ぜひアドバイスを」と述べると、エロルサ氏は「自然との共存に対する姿勢を互いに学び合いたい」と語った。