サッカー場建設「協定解除ない」鈴鹿市が議会答弁 事業者処分で 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会6月が定例議会は14日、本会議を再開。池田憲彦(れいめい)、薮田啓介(市民クラブ)、石田秀三(日本共産党)、高橋さつき(同)、田中淳一(市民の声)の5議員が一般質問した。

この中で石田議員は、鈴鹿青少年の森公園内のサッカースタジアム建設で、市と運営事業者が締結した協定書について「運営事業者は不正行為の処分を受けた当事者で、相手方としてふさわしくない」として、白紙に戻すことを提案。

北川肇文化スポーツ部長は「白紙に戻すことは本協定を解除することになり、スタジアム建設自体を白紙に戻すことにつながる」とした上で、「処分については重く受け止めているが、協定解除は考えていない」と答弁。「処分については建設に関係することではなく、解除条件には該当しない」との認識を示した。

運営事業者のアンリミッテッドは日本サッカー協会(JFL)所属の鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社、ノーマークはチームオーナで、チームの懲罰対象行為により2月にJリーグ、4月に同協会からそれぞれ処分を受けた。

協定書は市と両事業者が昨年6月に締結。スタジアムの建設及び維持管理に関する費用は運営事業者が全て負担することや瑕疵(かし)担保、運営事業者による原状回復などの基本的な事項のほか、運営事業者が協定に定める義務を履行しない時や施設を使用目的外に使用した時は協定解除することを明記している。