三重県高校夏季写真コン、金賞に竹本さん 写真家浅田政志氏が公開審査

【金賞受賞作品「17才の私」と竹本さん=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【津】三重県内の公私立高写真部で構成する県高校写真連盟(柘植三治会長、21校)はこのほど、津市一身田上津部田の県総合文化センターで「第42回夏季写真コンテスト」を開いた。19校から応募があった724点を津市出身の写真家、浅田政志氏(42)が公開で審査し、金賞の皇學館高3年竹本紘子さん(17)=志摩市大王町=のモノクロ単写真「17才の私」をはじめ入賞、入選、佳作計30作品を選んだ。

竹本さんの作品はフィルムカメラで自身を撮ったセルフポートレートで、1月の第40回新人写真コンテストに続き二大会連続金賞の快挙。浅田氏は竹本さんが複数枚を出品していたことに触れ「もっとこうしたいと何回もチャレンジしているところが良かった。プリントも良く自分を取り繕っていないのもいい」と講評した。

竹本さんは「素の私の表情や部屋の汚れ具合で思春期の心情が出せるように工夫した。セルフポートレートは初挑戦だったが自分でいいと思えた作品なので金賞はうれしい」と喜び「これからもありきたりではなくその人の素が出た私にしか出せない表情を撮りたい」と意欲を見せた。

【生徒を前に作品を講評する浅田さん(左端)=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

新型コロナウイルスの影響で大規模な公開審査の開催は3年ぶりで、浅田氏が審査するのは今回が初。浅田氏は集まった生徒らに「高校生はカメラを持って公園で撮っていても何も言われない特権がある」とし「人を撮るのは写真の基本。特権を生かして人をどんどん撮って」と助言した。

そのほかの上位入賞者は次の皆さん。銀賞=中津想(宇治山田3年)▽銅賞=竹内一葉(皇學館3年)▽入選①小西由莉(あけぼの学園2年)②浜口明日真(皇學館3年)③水谷友奏(同)④坂枝桜(海星2年)⑤谷口香花(皇學館3年)⑥松井信(同)⑦奥田春斗(同)