玉城町「ゼロカーボンシティ」を宣言 町民、企業と連携し 三重

【ゼロカーボンシティを宣言した辻村町長(前列中央)と町関係者ら=玉城町役場で】

【度会郡】三重県玉城町の辻村修一町長は10日、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した。本年度は住民の代表や有識者を交えた委員会(仮称)を立ち上げ、脱炭素社会実現に向けた実施計画を策定する予定で、町民や企業などと連携し、オール玉城で取り組みを進めていく。

同町はこれまで、町内全ての小中学校と保育所、役場、保健福祉会館への太陽光発電の設置、家庭用太陽光発電の推進、企業と連携したエコバッグの提供や小学生の環境学習などを通じて地球温暖化対策を実施。町の管理職や若手職員、玉城中学校の生徒らはSDGs(持続可能な開発目標)に関連した研修や調べ学習などに取り組んできた。

今回は、同町の豊かな自然や歴史文化的資源を生かしながら、ともに暮らし、持続可能な町づくりを進めていくため、同宣言を行ったという。町によると県内では11例目。

町役場で発表会があり、出席した田間宏紀副町長や中西章教育長、各課の課長らが辻村町長の宣言を受け、「ゼロカーボンシティ玉城」を目指す取り組みに向けて決意を新たにした。

辻村町長は「玉城町の先人たちが残してきた素晴らしい環境を次世代に伝えていくため、町の皆さんにも協力してもらいたい」と話した。