外国人誘客の方針策定へ 三重県と関係団体、グループを設置

【外国人観光客の受け入れに向けたワーキンググループの出席者ら=県庁で】

外国人観光客の受け入れ再開に向けた対応を検討するため、三重県の観光誘客推進本部(本部長・一見勝之知事)は9日、関係団体でつくる「インバウンドワーキンググループ」を立ち上げた。出席者らの意見を踏まえ、県内への受け入れに関する方針を近く策定する。

県によると、ワーキンググループは外国人観光客の受け入れが10日から全国で再開されるのを前に設置。県の関係部局や国土交通省、日本旅行業協会、中部国際空港、県観光連盟などの11人で構成する。

この日の会議では、外国人観光客の受け入れに関する国のガイドラインや受け入れに当たっての留意事項などについて、中部運輸局の担当者が説明。中部空港は外国人観光客の検査体制を報告した。

一見知事は「外国人観光客の受け入れは実に約2年ぶり。コロナ禍でインバウンドが再開される。受け入れに当たっては課題も出てくると思う。想定される課題への対応を議論してほしい」と述べた。

意見交換は非公開。業界団体の出席者からは「外国人観光客に対し、どのようにしてマスクの着用を求めれば良いか」「多くの外国人観光客をスムーズに受け入れられるかどうか」などと、不安の声も上がった。

県が策定する方針には、感染症対策の認証を受けた店舗の一覧や外国人観光客の感染が判明した際の問い合わせ先などを掲載する予定。ワーキンググループの確認を経て旅行会社などに配布する。