サステナブル経営を表彰 三重県が制度新設、きょうから募集 一見知事会見

【定例記者会見で、表彰制度の新設を発表する一見知事=県庁で】

一見勝之知事は7日の定例記者会見で、持続可能性の向上を図る経営(サステナビリティ経営)を実践している県内企業を表彰する「三重のサステナブル経営アワード」を新設したと発表した。県内の中小事業所を対象に8日から募集し、12月に受賞者を決める。

県によると、平成26年度から設けている「三重のおもてなし経営企業選」に、持続可能性などの観点を加える形で新設。新たな表彰制度の設置に伴い、三重のおもてなし経営企業選は廃止する。

環境への配慮・脱炭素▽次世代育成の推進▽地域社会への貢献▽従業員満足度の向上―の観点から、中小企業診断士や環境の専門家らが審査。応募者のプレゼンや現地訪問の結果を踏まえて5社程度を選ぶ。

年に1回のペースで実施する予定。県は表彰制度を通じて県内の事業所にサステナビリティ経営を広めたい考え。受賞した企業の取り組みを紹介する冊子の配布や講演会の開催などを計画しているという。

一見知事は「環境に優しく、社会に貢献できる持続可能性の高い経営が求められている」とした上で「表彰を通じ、SDGs(持続可能な開発目標)の優れた取り組みを多くの企業に広げたい」と述べた。

応募用紙に具体的な取り組みなどを記入し、直近3期分の決算書類を添付して8月19日までに県に提出する。問い合わせは雇用経済部中小企業・サービス産業振興課=電話059(224)2393=へ。