3年ぶり「斎王まつり」 十二単姿で群行 三重・明和町

【斎王群行の再現=明和町斎宮で】

【多気郡】第39回「斎王まつり」が5日、三重県明和町斎宮であった。コロナ禍のため中止が続き、3年ぶりとなる。斎王が都から斎宮へ赴いた「斎王群行」の再現を楽しんだ。

斎王は飛鳥時代から南北朝時代まで約660年間、天皇に代わって伊勢神宮の皇祖神、天照大神を祭った。天皇が即位ごとに未婚の娘から占いで選んだ。

斎王まつりは斎王まつり実行委員会(森田均代表)が主催し、伊勢神宮に仕えた斎王をしのぶ。感染対策のため規模を縮小し、前夜祭はせず会期を1日に短縮し、群行コースも近鉄斎宮駅北側の上園芝生広場周辺に限った。

斎王役は公募で選ばれた津市の大学生菅尾夏希さん(20)が務めた。十二単(ひとえ)姿でみそぎの儀の後、みこし「葱華輦(そうかれん)」に乗り、女官役など公募の男女20人とともに出発。碁盤目状の大通りを通って、史跡公園「さいくう平安の杜」へ進み、復元した正殿で皇學館大学雅楽部の演奏が流れる中、社頭の儀で終えた。