サッカーJFL 三重ダービーはヴィアティンに軍配 鈴鹿に4―1で暫定3位

【鈴鹿ゴール前で競り合う(左から)鈴鹿FW栗田マークアジェイ、ヴィアティンMF森主麗司=東員町で】

サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は5日、各地で第10節5試合が行われた。東員町の朝日ガスエナジー東員スタジアムでは県勢2チームが直接対決し、ヴィアティン三重が4―1で鈴鹿ポイントゲッターズを下した。JFLでは今年最初の「三重ダービー」に今季最多の4710人が参集。暫定順位はヴィアティンが3位(勝ち点18=5勝2敗3分け)、鈴鹿が12位(勝ち点10=3勝5敗1分け)となった。

前半34分、ヴィアティンがMF金成純の得点で先制すると、鈴鹿も後半15分のMF三宅海斗の得点で同点にするなど両者一歩も譲らない展開だったが後半32分に後半途中出場のヴィアティンDF田宮碧人が勝ち越しゴールを決めると流れはヴィアティンに。後半だけで10本のシュートを放ち、同37分からのFW大竹将吾の2連続シュートで突き放した。

【先制点に盛り上がるヴィアティン三重ゴール裏=東員町で】

鈴鹿が延長PK戦の末勝利した5月の天皇杯三重県代表決定戦以来の対決となった。ヴィアティンの樋口靖洋監督は5月の敗戦の分析結果もこの日の試合に生かしたと話し「90分間、(攻守の)切り替え、セカンドボールで常に先手を取りながら自分たちの展開に持ち込めた」と満足そうだった。

ヴィアティンにとって過去最多の動員数になったことについては「鈴鹿のファン、サポーターも一緒にこの空気感をつくってもらった」と感謝。公式戦4戦連続ベンチ外となった弟で元日本代表FW三浦知良を含め「選手は悔しがっている。次の試合を期待してほしい」と悔しさを押し殺した鈴鹿の三浦泰年監督も「素晴らしい雰囲気の中試合をさせてもらった」と謝辞を忘れなかった。