幻想的、ホタル光る 津の久居誠之地区、16年前から幼虫放流 三重

【幻想的に光るホタル=津市内で】

【津】三重県津市久居誠之地区の雲出井用水で、今年もホタルが飛び始めている。同所では誠之地区社会福祉協議会(柴田房子会長)が16年前から幼虫を放流しており「ホタルが育ちやすい環境になってきた」と喜んでいる。

同地区社協は環境を考えるきっかけにしようと雲出井土地改良区と協力し平成18年から誠之小児童と共にホタルの幼虫を放流している。昨年はコロナ禍で役員のみで実施した。

今年のホタルは先月下旬に初めて飛来を確認。地元で「どんど川」と呼ばれる水路の上流で高通児童公園の南、高速道高架の東側周辺で多く見られるという。4日夜は日が落ちた午後7時半過ぎから点滅を始め、約50匹が1時間ほど幻想的な光を放った。

柴田会長(80)によると当初は餌のカワニナを一緒に放流していたが近年カワニナは自生しシジミも確認されているといい「長く続けてきたことでホタルが育ちやすい環境になってきたと感じる。今年は小学校の幼虫放流も再開できるといい」と話した。