アマゴの稚魚1万匹放流 いなべの小原一色川、フローラと地元住民ら 三重

【アマゴの稚魚を放流する子どもら=いなべ市北勢町の小原一色川で】

豊かな自然を取り戻そうと、三重県いなべ市北勢町の小原一色自治会(水本加津也会長)と四日市市の天然植物薬品メーカー「フローラ」(川瀬善業会長)は4日、員弁川源流の小原一色川にアマゴの稚魚約1万匹を放流し、地元住民や近隣の親子連れら約200人が参加した。

近年、川の魚が激減している状況に危機感を持ち、昔のように豊かで清らかな川を取り戻したいと、両者が共同で放流を計画。和歌山県新宮市の近畿大学水産研究所の協力を得て平成21年から始まり、今年で14回目。

アマゴの稚魚は和歌山県新宮市の近畿大学水産研究所で約1年かけて育てられたもので、この日新宮市から5時間かけてトラックで運搬。参加者は決められた放流地点で自ら持参したバケツでアマゴの稚魚を受け取り、次々に川へ放流した。フローラの川瀬善業会長は「これまで放流した稚魚も生き残ってくれてアマゴの数も増えてきている。この取り組みを今後も続けていきたい」と話した。