「かんこ踊り」田んぼアートに 津で親子ら220人、6色の苗植え 三重

【担当の色別に苗を手植えする親子ら=津市榊原町で】

【津】三重県津市榊原町の田に6色の苗で地上絵を描く「榊原温泉田んぼアート2022」の田植え作業が5日、同町長坂であり、幼児―小6の親子ら220人が参加した。今秋33年ぶりに町内全区での披露が復活する「かんこ踊り」の絵柄になるよう苗を植え分けた。今月下旬から約2900平方メートルに絵柄が浮かび上がる。

同所の田んぼアートは地域住民で作る「榊原みずすまし会」(前山眞広会長、会員485人)が実施する国の交付金事業で今年13回目。コロナ禍のこの2年は参加者を公募していなかったが今年は市立榊原小と同栗葉小のみに呼びかけた。

原画は毎年榊原小の児童に募集しており今年は6年の小泉果凜さん(11)の作品が選ばれた。紙垂(しで)を背負った踊り手やたすき姿の太鼓のたたき手を躍動的に描いている。測量とくい打ちは今年も「シー・エスコンサルタント」(安濃町)が無償で実施した。

参加者は苗の色別に分かれ、担当役員から「2、3本ずつ持ってしっかり植えて」などと説明を受けた後、持ち場で「黄大黒」「べにあそび」などの苗を次々に手植えした。

栗葉小3年の中村寛汰さん(8つ)は「植えると泥がぐにゅっとなるところが楽しかった。絵が出てくるのが楽しみ」と話した。