三重大の小野さんが経験談 津高の後輩と車座トーク

【後輩に自身の経験を話す小野さん(奥右)=津市新町の県立津高図書館で】

【津】三重県立津高の生徒と卒業生とが気軽に交流する「車座トーク」が2日夕、津市新町の同校図書館であった。同校OGで三重大医学部6年生の小野可鈴さん(25)=多気町=が「三重大医学部生の私が学生団体を立ち上げた訳」と題してこれまでを振り返り、呼びかけに応じた1―3年の生徒10人が参加した。

年代の近い先輩と話し視野を広げるきっかけにしてもらおうと令和2年度から放課後に開催し6回目。

小野さんは医学部を目指し1年浪人して入学したものの思うように打ち込めず、周囲の反対を押し切りカナダに留学。そこでの出会いがきっかけで考え方が変化し、帰国後学生団体を立ち上げている。

トークでは自身のモチベーションの浮き沈みをグラフで紹介。「カナダでは小さなことでも皆自信を持って話すのを見て自分もそうなりたいと思った」と振り返り、立ち上げた団体では企業とコラボした動画編集やカフェなど、学生が主体的に活動する場を創出しているとして「自分がどうなりたいかを考えることでやりたいことが見え将来を考えるきっかけになる」と助言した。

3年の小川結珠音さん(17)は「行動力がすごい。やりたいことを成し遂げるには人との関わりと自分の意志が大事だと思った」と感想を述べた。