岩出菌学研究所へ協調融資 日本公庫と北伊勢上野信金

日本政策金融公庫津支店中小企業事業はこのほど、岩出菌学研究所(津市、隅谷利光社長)に対し、北伊勢上野信用金庫白子支店と協調して、「新事業育成資金」の融資を実施した。

同資金は平成12年、高い成長性が見込まれる新事業に取り組む中小企業を支援するため創設された。

岩出菌学研究所は薬食用やサプリメントの原料としてキノコを栽培。その指導や有効成分の研究開発をしている。

新事業は、同社のキノコの菌糸体培養や子実体の栽培の技術を生かし、化学合成した「AHX(2―アザヒポキサンチン)」を溶解させた緩衝液を、自然細菌などの微生物の活動によって反応させ、機能性化粧品の新素材「AOH(2―0アザー8―オキソヒポキサンチン)」を生産する。肌に対する美容効果が明らかになっている新素材を使用した化粧品は独自の製品として、今後の販売拡大が期待される。