難病の男児中傷、男に懲役1年、執行猶予4年判決 津地裁松阪支部

SNS(交流サイト)上に、難病の県内の男児を中傷する内容を投稿したとして、名誉毀損(きそん)の罪に問われた、群馬県高崎市、食品加工作業員中澤一被告(40)の判決公判が5月31日、津地裁松阪支部であった。冨岡健史裁判官は、懲役一年、執行猶予四年(求刑・懲役一年)の判決を言い渡した。

冨岡裁判官は判決理由で、「被害者に対するいわれのないねたみから、相当回数にわたり投稿を繰り返した」と指摘。「アカウントが利用できなくなると、新たなアカウントを作成し、投稿を続けた。動機や経緯にくむべき点がないし、悪質性は明らか」と非難した。

一方、反省と謝罪を示していることなどから執行猶予を付けた。

判決によると、昨年10月6日から12月29日までの間、9回にわたり、SNS上に男児の画像とともに、男児を中傷する文章を投稿し、不特定多数が閲覧できる状態にして男児の名誉を毀損した。