アマモをお守りや神具に 伊勢の海で藻刈神事

【刈り取ったアマモを木おけに納める神職ら=伊勢市二見町江の二見興玉神社前の海上で】

【伊勢】三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社前の海上で29日、おはらいの神具やお守りに使うアマモを刈り取る「藻刈神事(神石祭)」があった。

本殿祭は21日に営まれ、この日は雨天のために延期されていた「神石祭」が行われた。

神職ら4人がサカキやのぼりを立てた船に乗り、夫婦岩から東北約700メートル沖合の海中にある神社ゆかりの「興玉神石」の付近を3周した。海中にお神酒と神饌をささげ、金子清郎宮司らが手鎌を使って興玉神石周辺に生えたアマモを刈り取り、木おけに納めた。

刈り取ったアマモは神前に奉献してから天日で乾かし、おはらいの時に使うはらい具に付けるほか、不浄をはらう「無垢塩草(むくしおくさ)」としてお守りに入れ、参拝者に授与される。