氷の彫刻に挑戦 津の三重調理専門学校

【協力して氷細工に挑戦する生徒=津市大谷町の三重調理専門学校で】

【津】パーティー会場の演出などで飾る氷細工の特別実習が30日、津市大谷町の三重調理専門学校であり、1年・2年両コースの1年生40人がプロの指導で氷の彫刻に挑戦した。

業界の専門職人から技術を学ぶ20年以上続く実習。市内の調理師有志で作る津氷彫会の藤岡茂郎会長(73)ら3人が指導した。

生徒は8班に分かれて設計図を見ながら四角い氷の塊にハープ、白鳥、カジキなどの下絵をデッサン。藤岡会長らから「もっとしっかり削って」や「離れてバランスを見て」などと助言を受けながらのこぎりで切り目を入れ、のみで突いたり削ったり、氷と格闘した。

各班で協力し合い1時間半―2時間で完成。系列の大川幼稚園の園児らが見学に訪れる場面もあった。2年コースの寺嶋ひなたさん(18)は「氷細工はドラマでした見たことがなかったがやりながらこつがつかめた。完成が見えてくると楽しかった」と話した。藤岡会長は「最近は氷細工の需要は減っている。授業で経験しやってみたい生徒さんが出るといい」と期待を込めた。