災害時に電動車両で支援 トヨタ関連8社と三重県協定

【協定を締結した8社の代表らと一見知事(前列中央)=県庁で】

【津】三重県内のトヨタ自動車販売店と関連会社計8社が30日、県と「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を締結した。災害時に県の要請により車両を貸与し避難時の停電対策や物資輸送を支援するほか県の防災パンフレットを店舗に設置するなど防災啓発に協力する。

三重トヨタ自動車▽三重トヨペット▽トヨタカローラ三重▽ネッツトヨタ三重▽ネッツトヨタノヴェル三重▽トヨタレンタリース三重▽トヨタモビリティパーツ三重支社▽トヨタL&F中部―の8社で、トヨタ側が県に申し出た。災害時の電動車両貸与で県と自動車会社の協定は日産、三菱に続き3例目で、貨物自動車やフォークリフト等輸送車両の貸与は今回が初めて。

締結式で三重トヨペットの井上喜晴社長は「8社で県内106店舗、お貸しできる車両は375台所有している。万一の時はオールトヨタのスケールメリットを活用していただきたい」と述べた。

一見勝之知事は「被災地で人力で物資を仕分けするのは大変でフォークリフトや貨物車を使わせていただけるのは及時雨のような思い。県民の命を守るためこれからもご協力いただけるとありがたい」と謝辞した。