呉服商が「きもの供養祭」 呉服の日に合わせ、津の四天王寺で 三重

【三方の着物を香に薫じる倉島住職(中央)=津市栄町の塔世山四天王寺で】

【津】形見の着物などを供養する「きもの供養祭」が「呉服(529)の日」の29日、三重県津市栄町の塔世山四天王寺であり、事前に持ち主から寄せられた着物、帯、羽織、はかまなどを供養した。

県内の呉服店で構成する県呉服商連合会(山岡恒夫会長、会員12軒)が思い出のある着物を整理するきっかけにしてもらおうと平成29年に始め、コロナ禍で二年連続中止していたが3年ぶりに実施した。

本堂の祭壇には寄せられた着物や帯などが置かれた。法要では倉島隆行住職が三方に載せた着物を香に薫じ、読経した。会員の店主らが参列し読経に合わせ順に焼香した。

山岡会長(58)は「着物をたくさんそろえていた方が代替わりする時期で、きちんとお別れしたいと考える方は多い。コロナ禍でも開催の要望が多くあったので継続していきたい」と話した。