津高卓球部 50年ぶりインターハイ出場目指す 28日から学校対抗戦

【津高校卓球部】

卓球の三重県高校総体は28、29の両日、伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢体育館で学校対抗戦があり、男女とも優勝校が全国高校総体(インターハイ)に出場する。津高校卓球部は小、中学時代に全国大会を経験した現3年生の入部でここ数年安定した成績を残し、特に男子は2年前から県内3位の座を維持。同校として50年ぶりのインターハイ出場へ、白子、高田の2強の壁は厚いが、1つでも上の順位を目指し全員で戦う。

県内屈指の進学校。3学年で総勢48人の部員はほぼ全員が国立大志望だ。勉強時間を確保するため、平日の練習時間は約3時間で打ち切り、塾に行くため途中で退出する部員も。久居東中時代全日本選手権カデットの部に出場した3年生の竹中秀斗は「高校に入って、短い練習時間をどれだけ有効に活用するか考えて練習できるようになった」。

ダブルスで竹中と3年生ペアを組む雪岡治樹も、津市立西郊中時代、全日本カデットに出場したほか小学時代所属した松生TTC時代は団体戦で全国2位を経験した。小、中学時代県大会で常に上位の成績を残していた2人がそろって津高志望だったことから、高校受験の志望校に津を選ぶ卓球経験者が増えた。

3年生の後藤駿介主将もその1人。津市立朝陽中時代に学校対抗形式の全国中学選抜に出場を果たした。中3夏の東海大会で部活動を引退した後受験勉強に没頭し、偏差値を15上げたという。「このメンバーと一緒に卓球をやりたかった。合格したときはめっちゃうれしかった」と振り返る。

部活動を取り巻く環境も向上。白子(男子)を率いて全国大会に出場した経験がある顧問の坂口智哉教諭が着任した2年前からは、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている時期を中心に練習試合の機会が増えた。OBらの援助も受け、卓球台8台など備品を新調することもできた。

昨年12月の団体戦の全国選抜東海選考会では男子がベスト8進出。雪岡、竹中のエースペアに加え、シングルスの1人として活躍した後藤主将は「県大会より上のレベルの大会で結果を出せたことは自信になる」。3月の全国選抜シングルスでベスト8入りした雪岡は「もう1つ上に行きたかったが大会はとても楽しかった」。中学時代は団体戦に出られなかったと話し、高校最後の団体戦となる県総体に向け「皆を全国に連れて行けるよう頑張りたい」と意気込む。