能楽「エア演奏」も楽しむ 皇學館中がプロ招き授業

【小鼓の演奏を身振りで表現する生徒ら=伊勢市の皇學館中学校で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館中学校で24日、能楽を学ぶ特別授業が開かれた。プロの能楽師を講師に招き、生徒らが体験を通して楽しみながら日本の伝統文化に親しんだ。

授業は、文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」の一環。公益財団法人大槻能楽堂(大阪市)の能楽師ら5人が同校を訪れ、1―3年生75人が参加した。

能楽師らは、650年以上続く能楽の歴史や面の特徴、能に登場する役柄などについてクイズを交えながら分かりやすく解説。同校の校歌を能楽のメロディーにのせて披露したり、能で使う楽器の紹介もあった。囃子の体験では、能楽師の演奏とかけ声に合わせ、生徒らが小鼓や太鼓の演奏を身振りで表現する「エア演奏」を楽しんだ。6月には能楽鑑賞も予定している。

3年生の小野万平さん(14)は「能は静かで難しいイメージだったけど、まったく違ってにぎやかで楽しい。実際にやってみたいと思った」と話していた。