創設者の森さん遺作展 津で書道団体桂香会

【森さんの遺作が並ぶ会場=津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザギャラリーで】

【津】書道団体桂香会(山下桂耀代表、会員13人)の第9回書展が25日、三重県津市久居東鷹跡町の久居アルスプラザギャラリーで始まった。昭和54年に同会を創設し昨年7月に95歳で逝去した森桂香さんの遺作37点と、娘の山下代表(72)=桑名市東方=の作品11点を展示している。27日まで。入場無料。

森さんは日本書道芸術協会で研さんを積み全国展で入賞を重ねた。53歳で同会を開き40年で約100人を指導。数年置きに開く同会の書展を今回は遺作展に位置づけた。

象形文字、隷書、漢字かな混じりの調和体などさまざまな書体の掛け軸や額が並ぶ。杜甫、ゲーテ、松尾芭蕉など題材は多岐で、師匠の言葉「書は一生の稽古なり」を書いた90歳の作品もある。

山下代表は「書くことが好きで生涯筆を持ちたいと言っていた。幅広く何でも書き全て網羅していたところを見てもらえたら」と話した。