中小企業基盤整備機構(東京都港区)はこのほど、同機構の施策を活用して地域の発展に貢献している企業経営者41人に「功労者感謝状」を贈ると共に、「中小企業応援士」に委嘱した。県内からは、保冷剤・作業用手袋メーカー「三重化学工業」(松阪市大口町)の山川大輔社長が選ばれた。
応援士には、同機構の施策を活用し、機構と連携して地域発展に貢献した企業の経営者らを委嘱。他の中小企業や小規模事業者らに、実体験に基づいて機構との連携の仕方やメリットを伝えて、各企業が地域経済の発展に寄与することを支援する。
三重化学工業は、子育て支援や会社見学を行うなど地域の発展に貢献しているほか、同機構の専門家から助言を受ける「ハンズオン支援事業」を活用するなど、同機構と企業の連携の好事例であることなどが評価された。