大規模災害時の停電に備え 中電パワーグリッドと津・津南両署が復旧訓練 三重

【高所作業車を使って停電復旧訓練に取り組む中部電力パワーグリッドの職員ら=津市美里町五百野で】

【津】中部電力パワーグリッドと津、津南両署は24日、三重県津市美里町五百野の中勢外線訓練所で合同停電復旧訓練を実施した。14人が参加し、大規模災害に備えた。

冒頭、同社の杉山尚津営業所長が「復旧訓練を通じて連携を強化するとともに、反省が出てくれば実際の災害に生かすことを期待している」とあいさつした。

訓練は、台風の影響で津市内で6万戸停電が発生したと想定した。倒木で電柱が倒れたり、電線が切れたりして信号機が使えないため、署員が手信号で車を誘導。同社職員が高所作業車に乗り高さ約14メートル地点に上がり、切れた電線の復旧に取り組むなどした。

訓練後、稲葉幸弘津署長が「きびきびした動きで心強く感じた。災害では雨や風などで復旧作業には困難が伴う。訓練での改善点を検討し、実際の現場で活用できるように尽力してほしい」と講評した。