新型コロナ三重県内325人感染 

三重県は24日、未就学児から90代までの男女計325人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比べて12人の減少。県内の感染者は延べ8万89人となった。

県によると、新規感染者が前週の同じ曜日と比べて減少するのは3日連続。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は156・59人で、前週の0・98倍に当たる。6日連続で1倍を下回った。

24日現在の病床使用率は21・2%で、前日から2・8ポイントの低下。入院中の感染者は前日比13人減の98人。自宅療養者は66人減の2943人で、13日ぶりに3千人を下回った。

県は4月中に判明した感染者のうち、199人に実施したゲノム解析の結果を発表。オミクロン株への感染者は157人で、うち95・5%の150人が、より感染力が強いとされる「BA・2」だった。

新規感染者は四日市市で76人、鈴鹿市で53人、桑名市で37人、松阪市で32人、いなべ市で21人、亀山市で17人、伊賀市で15人、名張市と伊勢市で14人ずつ、津市で13人、東員町で8人、菰野町で6人、川越町、明和町、志摩市で4人ずつ、県外で2人、朝日町、鳥羽市、紀北町、熊野市、非公表で1人ずつ。このうち168人の感染経路が分かっていない。