4市町観光「伊勢志摩ジャンボ」実施へ 伊勢・鳥羽・志摩・南伊勢、最大2万円の金券 三重

【「伊勢志摩ジャンボ」の取り組みを発表する四市町の首長ら=伊勢市の二見生涯学習センターで】

【伊勢】三重県の公益社団法人伊勢志摩コンベンション機構(会長・鈴木健一伊勢市長)は24日、伊勢・鳥羽・志摩・南伊勢の4市町合同観光キャンペーン「伊勢志摩ジャンボ」の取り組みを発表した。秋に対象宿泊施設を利用した観光客にその場で最大2万円の金券が当たるスクラッチくじを配布する事業で、6月から参加事業者を募集する。

9月1日―10月31日までの実施期間中、対象宿泊施設を利用した修学旅行を除く全ての観光客に、1泊につき1人1枚のスクラッチくじを、チェックイン時に配布。当選者にはその場で各地域内の飲食店や土産物店、体験施設等で利用できる金券を渡す。

外れた場合も裏面のQRコードでアンケートに応募すると最大10万円の宿泊券や伊勢志摩地域の特産品が当たる「Wチャンスキャンペーン」を実施する。

金券は1等2万円から4等千円までの4種類で、当選者総計は5万人。最高額の1等は500本を用意した。総事業費は9600万円で、各市町が負担する。

長引くコロナ禍で観光消費が伸び悩む中、閑散期に当たる同時期の伊勢志摩地域への観光の呼び水として期待を込めたという。日帰りから宿泊への変更に伴い、経済波及効果は約5億2千万円以上を見込むとした。

伊勢市二見町茶屋の市生涯学習センターで開いた会見には、鈴木健一伊勢市長、中村欣一郎鳥羽市長、橋爪政吉志摩市長、上村久仁南伊勢町長が参加。

会長の鈴木市長は感染拡大防止対策への配慮を強調し、「ようやく安心して来て下さいと言える環境となった。一人でも楽しい思い出を作ってほしい」と呼びかけた。

宿泊施設約400カ所、金券取扱店舗約800カ所を想定し、25日に開設予定の専用サイトを通じて参加事業者を募集する。問い合わせは同機構=電話0596(44)0800=へ。