娘にわいせつ無罪で津地検控訴

三重県内の自宅で令和元年8月、実の娘=当時(14)=にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた被告の男性を無罪とした津地裁の差し戻し審判決が不服として、津地検は23日、名古屋高裁に控訴した。

津地裁四日市支部は2年11月、懲役3年6月の判決を言い渡したが、弁護側は控訴。名古屋高裁は今年3月、一審判決を破棄し、審理を津地裁に差し戻していた。

今月11日の津地裁の判決は「被害者供述の信用性には疑問が残り、ほかに被告が被害者に対して行為に及んだことを認める証拠はない」などとして、男性に無罪を言い渡した。

地検の小松武士次席検事は「性犯罪被害者の心理や児童の供述特性に関する専門的知見を無視した不当な判決である」とコメントを出した。