亀山高校100年超の歩み解説 市歴史博物館が講座 三重

【亀山高校の歴史について講義する中川学芸員=亀山市若山町の市歴史博物館で】

【亀山】三重県の亀山市歴史博物館(小林秀樹館長)は21日、同市若山町の同館で開催中の企画展「亀山高校の歴史」(6月12日まで)に合わせ、「亀山高校の系譜」と題した講座を開いた。

同校前身の私立鐸鳴女学校は明治38年、同市東丸町の亀山尋常小学校(現在の市立亀山西小学校)の教室を利用して開校。大正10年4月に鈴鹿郡立の鈴鹿高等女学校となり、令和3年4月で満100年を迎えた。昭和23年に亀山実業学校と統合して亀山高校となった。

同講座には14人が参加。同館の中川由莉学芸員(40)が講師を務め、「当時は中等教育を希望する女子が多く、鈴鹿高等女学校では家事・裁縫学科があり、亀山実業学校では就職後に役立つ能力として珠算教育に力を注いでいた」と説明。「1世紀を超えて地域と共に中等教育を支え、歩んできた亀山高校の歴史を振り返ってほしい」と呼びかけた。

【開催中の企画展「亀山高校の歴史」会場=亀山市若山町の市歴史博物館で】